鯉のぼりに肖った行事

日本では全国各地で鯉のぼりに肖った行事やイベントが開催されています。

戦争が起こる前から鯉のぼりの生産量が日本で一番だった埼玉県加須市では、長さ100メートル、重さ350キログラムの巨大な鯉のぼりを製作して、全長が世界一の大きさで話題になりました。

市民平和祭りで利根川の河川敷で毎年5月に勇姿を見せてくれます。

群馬県では世界一こいのぼりの里祭りが毎年3月下旬から5月の中旬まで開催されて、5000匹以上の鯉のぼりが鶴生田川などの4箇所で掲揚されます。

2005年には鯉のぼりの掲揚数世界一でギネス記録にも認定されました。

高知県の四万十川では、500匹の鯉のぼりの川渡しが行われており、発祥の地としても有名な行事になっています。

同じ高知県でも、和紙の生産地で有名な吾川郡では、水に濡れても破れる事がない頑丈な和紙を使って鯉のぼりが作られ、仁淀川に放流されます。

この他にも200匹の鯉のぼりをライトアップしていたりとたくさんの鯉のぼりが主役になっている行事が全国では沢山行われています。

鯉のぼりに関する童謡も歌われています。

日本を代表する音楽家の滝廉太郎が作曲した鯉のぼりや、近藤宮子作詞のこいのぼりなど有名な歌が現代にも歌い継がれています。

日本人の文化に馴染み深い鯉のぼり。

鯉のぼりの歴史は長く、時代を駆け巡るにつれて今の鯉のぼりの形となって私達の目の前に現れているのです。

ただ単に鯉のぼりを見るだけではなく、歴史的背景を覗いてみると、鯉のぼりの風情や趣が新しい景色となって見えてくるかもしれません。

伝統行事を後世にも伝えていくために。